談話室E「お泊り談義」

Q.1 貴方のお泊り・ホテル・旅館の体験談をお教えてください。
今夜は泊っていけ、ぶっきら棒に一言、息を飲んでからハイと答えました、答えたら胸の動悸で彼の顔を見れなくなりました。
美味しいものを食べて美味しい酒を飲みたい、家に来てくれ、その時もぶっきら棒。
食事の片付けをしながらまだ飲んでいる彼に軽い肴をつくってあげてお酌をしてあげました。
何も言わない、泊っていけの言葉が本当か不安になりました。
黙って立ち上がるとバスルームへ、湯音が大きく聞こえました。
先に浴びてこい、普段でも言葉数は少ない人だけどそれ以上に素っ気ない言い方、そのつもりだったから用意はしてある。替えの下着をバッグからだしました。
隅々まで洗って身体の中も洗って上気した身体を湯舟につける。
ガラッと戸が開き何も言わずに湯を腰に掛けて洗うと湯舟の私にグイッ、半分勃起している。
黙って口に含む、いっぱいに膨らむ、塩気のある雫が口に広がる。
無言のまま頭を掴みゆっくりと腰をふられる。
それだけ、それだけで一言、待ってる、そのまま出て行った。
火照った身体を鎮めて汗をひかせて薄くだけれど化粧をした。
せめてもう少し綺麗に見せたい、紅を引いて拭きとり色を消した。
居間は灯りが消されて暗い、宴の跡は綺麗に片づけられていた。
寝間の戸を開けると豆灯だけにふたつ合わせて敷かれた布団、青柄と赤柄の夫婦蒲団、赤柄の布団にふくらみは無い。
ショーツを脱いで枕にはさみ腰下に巻いていたバスタオルを敷いて横になる。
暗闇に慣れた目に豆灯が眩しく思える、消しておけばよかった。
いいよと隣の布団の腕を探る。
久しぶりの男、随分昔のこと、もう無いと思っていた、灰に埋もれさせていた熾火、消えてなかった、ちろちろと熱を持ち始めてる。
男の唇が好き。
厚くて力強くて舌をからめると唾液が甘い、唇と舌で犯されてしまい自分の男が蕩けてしまい自分の性を失ってしまう。
時間を掛けられた、時間をかけて散々に弄び楽しまれた、耐えきれず私は男の口を汚しそれを口移しで飲まされていた。
男を受け入れる時の苦悶は変わらない、瞬間のこととわかってはいるが怯んでしまった、怯ませるものだと既に知っていたしなにせそれがあったのは随分昔のことだったもの。
少し乱れた。
押し殺したけれど声を漏らしてしまった、わたしの反応をみながら上手に楽しまれてしまい、直ぐに壺を掴まれてしまった。
君に俺の子を産ませたい、産んでくれるなと囁かれて身体の芯に火が灯った、そしてその時・・・。
お願いそのままでいて、男の鼓動が伝わり汗を感じた。
その瞬間求めて握りしめた男の手はまだあった、指をからめ抱き寄せた、男のものはまだ残っていました。

背に男の温もりを感じながら眠る。
目覚めて後ろ手に男のものを探る、重くて厚い塊、それを確かめて身体を返す。
体毛がくすぐったい、胸に顔を埋めると男の匂いがする。
今夜は泊っていけ・・・、もう今夜だけでは無くなった。

[Back]