談話室B「男色のめぐり逢い」

Q.1 貴方の男色への切っ掛けをお教えてください。
二度目の初詣を済ませてもう三月、梅が咲いています。
彼のポケットに手を入れて気持ちを伝えた時の戸惑ってる表情が忘れられなくて背の高い彼を見上げて思わずクスッ、でもドキドキで心臓が飛びだしそうでした。
お前何をしているかわかっているんだろうなの言葉の後ほんとにいいんだなと言われ黙って彼の手をギュッと握り締めました。
あの時の公園は梅が咲いたといってもまだ寒いから人気はありません。
街灯も暗いから今でも肩を寄せ合って歩いています。
あの時と違うのはもうドキドキしてないことと彼から手を差し伸べてくれていること。
一年目の梅は気づく余裕が無かった、あの頃の今は引っ越しの荷造りでいっぱいいっぱいだった。
大した荷物は無かったけれどアパートの引き払いとか住民票の手続きとか嫁入りと同じ、荷造りの後は荷ほどき、嫁入りみたいだった。
その後落ち着いたと思ったらあの猛暑です、流石のお爺ちゃんもゲンナリ、爛れた生活どころかソーメンとエアコンで生き抜いて、ようやく秋も深まってようやく新婚生活、確かに私たちには人肌恋しい冬が適齢期でそこそこ妊活生活も出来て往く冬を惜しんでいるところです。
それにしても明らかに暖冬ですね、大雪が降っても水分たっぷりの春の雪です、本当に寒ければ粉雪ですよね。
今年の夏はどうなるんだろう。
すっかり男っ気を無くして女の気配ムンムンのなってしまった私です。

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