談話室B「男色のめぐり逢い」

Q.1 貴方の男色への切っ掛けをお教えてください。
去年の今日も大晦日から正月いっぱい彼と過ごしました。
遅咲きですが40半ばでお爺ちゃんに女にされて男を知りました。
誘ったのは私の方、お爺ちゃんに親近感を募らせてお爺ちゃんに性の疼きを感じてしまって二人でお酒を飲んだ帰りに連れだって歩いた公園でポケットに手を入れてるところに私の手を滑り込ませました。
ビクッと一瞬固まられましたがそのまま歩いてくれました。
指を絡ませて肩に頭を寄せさせてくれて池の方に歩きました。
寒い日で池の方には人気が無くて二人とも無言のまま、ようやくの言葉は絞りだすように”俺でいいのか”
返事のかわりにポケットの中でお爺ちゃんの手を強く握り締めました。
その夜、日付の変わる頃私はお爺ちゃんの部屋の敷きっ放しの布団で女にされました。
私はお爺ちゃんの肩までしかないヤセのチビ、背後から抱かれるとスッポリ包み込まれるようでそのまま背に乗られて大きな体で羽交い絞めされてしまうと藻掻いても逃げれない、ゆっくりと体重を掛けられてその瞬間は火花が散って声にならない絶叫をあげていました。
クリスマス、深紅のワイングラスの向こうにキャンドルの灯りに妖しく揺れるお爺ちゃんの顔があってこっちにおいでと誘っていました。
除夜の鐘はお爺ちゃんの腕の中で聞いて深夜の初詣。
着込んでいたけれど寒くて暗がりを幸いお爺ちゃんのポケットに手を滑り込ませて緩めたら仕込まれたもので下着を汚しそうな緊張に幸せを感じていました。
あれから1年、とてつもなく暑い夏があって短い秋のあと冬らしくない冬のまま新しい年を迎えます。
年齢差はあるけれどお爺ちゃんの穏やかな眼差しに甘えてゆったりした気持ち、いつでもお爺ちゃんを身近に感じています。
男同士だけど男と男じゃない、お爺ちゃんは男のままだけど私は男であって男じゃない気持ち、お爺ちゃんの伴侶の気持ち。
交際3カ月で私の方から押しかけ女房、事実上の同棲になって家事とかお爺ちゃんの身の回りのことしていて夜は布団を並べて敷いているから余計そうなる。
不思議ですね、これが普通になって自分たちには当たり前のこと。
男色なんて大上段に構えなくても自然体になれてます。

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