談話室B「男色のめぐり逢い」

Q.1 貴方の男色への切っ掛けをお教えてください。
雛といってもヒネ雛の34歳、彼は62歳、2年目になります。
最初に見染めてくれたのは彼ですがこういう関係に誘ったのは私ということになってます。
歳の差はあるけれどなにかにつけ誘ってくれたのは彼で思い返せばデートになっていました。
それが楽しくて二つ返事で応じていて何でも喋れる相手で身の上相談まがいが身の下の話にも、それが面白く話すから、お前童貞だろと言われてそれが悪いですかと言い返せる仲。
お前その筋の男にもてそうだから気をつけろになってその筋の話をしてくれてそれで男色という言葉を知りました。
思えばあれ粉掛けですね、巧みに男色なんて言葉を教えて食いついた私に男色を面白おかしく教えて興味を抱かせる、反応を見ながら覗っていたということでまんまと引っ掛かりました。
ドライブの車の中で大笑いしながらそんな話に盛り上がって日帰り温泉があったからと寄ってみようか言い出す。
全部仕組んでた、ちゃんと温泉の所在地をナビしてたもの。
温泉で裸になって流石に立派なものをぶら下げてたからそんな話の後だもの、見せつけられて急に話を生々しく思い出してしまってというのが顛末です。
帰りの車の中でそんな後だから密室になったら急に喉がからからになって妙な空気感、温泉なんか入ったら湯疲れしたみたいで眠いと言われておろおろ、休憩しようよ少し眠ったらと気遣ったらじゃぁ一休みするかと乗り入れたのがラブホ。
えっ、ええっという言葉を飲み込んで部屋にはいったらデーンと巨大なベッドだけの部屋、馬鹿じゃないから何をするところかくらいは知っている、もう胸は早鐘。
よい歳をして世間知らず頭でっかちのひ弱青年だった、言い換えれば卵のまま羽化していなかったのですね。
結局殻を割られた雛の目の前にいたのはオヤジ、殻を割っただけじゃない殻の中に突っ込むどころか温泉でつけられた巨大なズル剥けを突き込んでベッドをギシギシ鳴らしている。
終ったからまたバスルームに誘われた。
何度目の湯だろう、刷り込みを了えた雛はぎこちない足取りでよちよちついていく。
お前が誘ったんよ、今でもそう言ってます。

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