談話室B「男色のめぐり逢い」

Q.1 貴方の男色への切っ掛けをお教えてください。
40の声を聞いてしまった頃、丁度傷心の時で5年を越して付き合った方と別れて縮こまって冬を過ごしようやく春の季節になっても寒々とした気持ちのまま、そんな中で声を掛けられた彼に誘われたドライブ、迷い込んだ丘陵の山裾の田舎道、そこで埋もれるように顔を覗かせていた可憐だけど艶やかな小さな花、教えられた花名が夕化粧、名前の響きが胸に沁み何故か彼の横顔が輝いて見えました。
途中、日帰り温泉を見つけ最初のデートでいきなり裸のお付き合い。
堂々とした立派な体格、男を刻み込まれた身体ですから共鳴させられてしまう鈴があって密かに危険な音色を鳴らしていました。
湯の中で手に手が重ねられて握り返したら嬉し気な笑顔、血色の良くなった顔が可愛く見えました。
私はもう40,彼は50を越したと言いましたが大柄巨躯の彼に比して肩までの背丈でコロポチャの私です、外見には珍妙な組み合わせに見えたでしょう。
帰路、インター周辺のホテル街、一休みしましょう。
善かったぁ、半年ぶりの男の厚い胸、力強い口づけから首筋を這う唇、背に回した手指に音の厚い筋肉を感じて股間の固い塊にてが伸びてしまいます。
天然乳を揉みしだかれて固くしてしまった乳首を吸われ声を漏らしてしまいます。
一休みのジャグジー、泡に隠れてがもどかしい。
立ち上がらせて前にしゃがみ込んで口一杯に頬張る、お汁の滑りと味が濃い、想像よりも大きい固い、喉を突かれて嗚咽してしまう。
受け入れはかなり辛かった。
辛かった分挿入感が大きい、いいよと言えるまで時間がかかった。
目を開けれたら心配そうな眼差しがあって視線を絡めたら胸がキュンとしてしまった。
その日はいつもと違う自分がいていつもと違う感覚になっていた。
鼠入されてから出されるまでの時間は男の時間、男が快感を貪る時間で私は快感を与えていることに興奮してそれに酔っている時間。
快感がないわけじゃないけれど絶頂に導かれるようなものじゃなくて興奮を持続させるような柔かな快感、包み込まれる快感。
それが違ってる、全然違う。
咥え込んだ時から違っていた。
張り裂けそうに押し広げられまだ根元まで喰い込んでいない。
いいよと微笑んであげて最初にされたのがそれを根元まで押し込むこと。
一瞬どこか私の身体がそれを拒むもののピチッと弾けて裂けた感触。
途端に根元まで埋まってしまって、何が起きたの?という感じ。
乱れてしまいました。
ゆっくりストロークされ始めた時から変だった。
異様に感じる、もう一歩手前まで快感が来ている。
波が足元まで押し寄せてつま先を洗うけれどでも足元までは崩してくれない、もどかしいけれどこんな波打ち際は今まで無かった。
もしかしてこのままいけばそうなるのかしら、男のストロークを貪ってしまう。
声を上げて男を迎え入れて爪を立てている。
男も興奮して腰を激しく打ち付け荒々しく胸を鷲掴みにする。
射精の寸前に出すぞと言いながら激しく扱かれ、私は男と同時に撒き散らしてしまっていました。
夕化粧の花、実際はかなり身近な雑草のようです。
気づかずにいましたが近所の散歩で何度も見つけました。
手折ってきても直ぐに萎れてしまう可憐な花です。
素敵な鉢を見つけていて植え込みました。

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