爺さんの男色のめぐり逢い

Q.1 貴方の男色への切っ掛けをお教えてください。
男色は男の色の形です。
色と色を重ねて交らわせれば違う色に染まる、その色が妖しい。
男の色は様々で色も違えば濃淡も違う、その色は結構頑固で拘りが強くて相手を従えたがる。
征服欲とか独占欲は男の本性だけれど俺はとか俺にという主張があって我儘といえば我儘だし不器用と言えば不器用。
自分の拘りにとらわれて容易に妥協できないところがチラチラする。
でも男の色は妥協できないやっかいな色だけど内実は薄皮で覆っている脆い玉のようなもの。
黒かろうと赤かろうと薄皮の下は真っ白な乳液、これは皆同じ。
真っ白な乳液は白濁の精液そのもの、どんな男も真っ白な精液を自分色の殻に包んでいる。
そう思えばまったくと呆れながらも男の我儘も薄皮だけ我儘色と笑って過ごせる。
年輪を経てそれがわかりだして刹那の恋ができなくなった。
薄皮の色と割り切っても染めてくる力は侮れない、幾多の男の色を味わって素直に染まってやれるようになったのでは無い。
この人の色なら染めれてもいいと相手の色がわかるようになったということ。
若い頃は色弱だったんだなぁ、色の色具合を測れず染まり方もわからなかった。
それが悔やまれる。

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