(7)板井の慰問
キーさんと殿下が出来たという噂は、銀友クラブのメンバーの間で、アッと言う間に広がった。そして彼らは多少の戸惑いも覚えていた。御前さまを加えた三人が、仲良く一緒にいる姿も見られたからだ。
殿下を寝取ったキーさんがその場に居ると、多少のぎこちなさもあったが、グランパは、いつもの平穏を取り戻していた。
しかし、ひとつだけ欠けていることがあった。それは板井の姿が店になかったことだ。
「イタさん、なんで来なくなったんだろうね。病気でもしているのだろうか」
御前さまが、心配そうに言った。
「悪たれ口も聞けなくなると、かえって寂しいね」と神谷。
「ひょっとして、いい人ができたんと違うか」と正井。
「はっ、イタ公が男にもてるってか。あいつは女房に頭の上がらない、ノンケ野郎だぜ」と奥村。
神谷が、御前さまに遠慮しながら言った。
「でも、イタさんはキーさんに惚れてたからなあ。彼の目つきで分かるよ」
それを聞いて、正彦が面映ゆい表情をした。
遅れてやってきた関が、めずらしく真面目な口調で言った。
「イタさんのこと?ひと月ほど前、奥さんが亡くなられたんだよ。あんたたち、同級生だろう、知らなかったのか?」
奥村と正井が気まずそうに目を逸らせた。関は続けて言った。
「イタさんは、ほかに家族がいない。だから、おそらく家でひとりぼっちになって、閉じこもってるんじゃないか」
場がしんみりとしたところで、正彦が言った。
「じゃあ、みんなで彼の家に行こう。遅ればせながら、奥さんのお悔やみと、イタさんの元気づけだ」
「待てよ。その前に、俺とマーちゃんが行ってくるよ」
奥村は、同意を求めるように正井を見た。
「同級生のよしみだ。まず、俺たちがイタ公を慰める。うっとうしい梅雨を吹き払って、パアッとやってやる」
言ったあと、奥村が胸を張った。
――◇――
ところは、板井の家のバスルーム。家のあるじは、大男二人の間でもがいていた。
奥村と正井がいきなりやってきて、女房の仏壇に線香を上げて、お祈りしたまでは良かった。同級生の友情に、思わずジーンときていると、
「お前、キーさんに惚れてるんだってな。だったらおれたちに任せろ、とりもってやる。ただしその前に、キーさんの大きさに合う体にしないとな」
と奥村が言って、無理やり服を脱がされた。
そして今、彼は素っ裸にされてバスルームに連れ込まれていた。
まだ下腹がグルグル鳴っている。先ほど、あろうことか、肛門にホースを突っ込まれて、さんざん浣腸されたばかりだ。
「もう残っていないだろうな。お前、出すものは全部出しちまえよ」
奥村が言って、もう一度、ホースを突っ込まれた。
そのあと寝室に連れて行かれた。
(こいつら、一体何をするつもりだ――)
板井は震えながら、素っ裸の同級生たちの言いなりになっていた。
ベッドの横で、奥村が背後から板井の体を抱きしめ、その前に正井がしゃがみこんだ。
奥村のごつい右手が乳首を摘まみ、指の腹で転がすように刺激を与える。思わず声が出て、体がビクリと痙攣する。
頭の上から奥村の声がした。
「感度がいいじゃないか。キーさんが悦ぶぞ」
前にしゃがみこんだ正井が、可愛らしい男根をまさぐる。
「どれくらい成長したかな――なんだ、たいして成長してないじゃないか」
正井が肉根をいじり回し、おしゃぶりしだした。
久しぶりだったので、板井はすぐにピンと勃起させた。
「ほう、小さい割には、えらく元気がいいじゃないか。さあて今度は、お前の可愛らしい口で、おしゃぶりしてもらおうかな」
正井は立ち上がると、板井を無理やりしゃがみ込ませて、図太い男根を口に近づけた。
「さあ、しゃぶれ。いいか、歯を立てるんじゃないぞ」
逃げようのない板井は、自分の倍近くもある真っ赤に膨れ上がった逸物を、控え目に舐めだした。
ふと小学生の頃を思い出した。裏山で遊んでいる時だった。オクちゃんが「よし、今度は大人ごっこをしようぜ」と言いだして、三人はズボンを脱いでチンポコを見せあった。
チンポコの一番小さな板井が、ふたりのチンポコを舐めさせられた。そのときの、小便臭い匂いがよみがえった。
「ほれ、もっと気分を出して舐めろ。そんなんじゃ、キーさんが悦ばんぞ。カリを舐めろ。――違う、舌の裏側もつかって、グルリと舐めまわすんだ。――よし、今度は窪みを舐めろ――そうだ、うまいぞ。つぎは裏側の膨らんだところを――よし、そろそろ咥えろ。もっと奥までだ――ええい、じれったいな」
正井は板井の頭をつかむと、有無を言わさず、ズグウッと突き入れた。
「ンググ、グフッ!」
板井は、喉の奥深く突っ込まれて、息を詰まらせた。
それでも正井は容赦しなかった。頭をつかんで、口を性器代わりに、ズボズボと出し入れする。赤く膨れ上がった男根が、ますます容積を増してくる
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