(3)――先生のセリフ――

まさかこんな所で、塾の生徒に出会うとは――。
男が私に気があることは、知っていました。授業中に私を見る目付きや、通勤電車で体を擦り寄せてくる行為――。
嫌いなタイプではありません。いや、むしろ、好みのタイプでした。弾力のある固太りの体型。脂ぎった丸顔に禿げ頭、厚めの唇は、いかにも精力絶倫そうです。小鼻が横に膨らんだあぐら鼻にチョビ髭は、中年男の嫌らしさを感じさせますが、私はこんな顔つきが好きなのです。
しかし、まさかこんな風に、強引に迫られようとは思いませんでした。私は声も出せず、怖さと期待に、初な乙女のように震えていました。

男は時間を無駄にしません。私の体を強引に引き寄せ、唇を合わせてきました。この場合、抵抗したほうが良いのか迷いましたが、結局、従順に相手の唇を受け止めていました。
男が分厚い舌をねじ込んで、私の舌に絡ませます。
――うっ!うっ!
私は息を弾ませて、男の舌を受け続けます。男性とキスをするのは初めてですが、こんなに興奮するものとは思いませんでした。

背後に回したごつい両手が、私の尻を鷲掴みにして、乱暴に揉みほぐします。
尻の中心部が、ざわざわと疼きだしました。
尻を揉まれながら、もう一方の手が、私のイチモツを無遠慮に触ります。恥ずかしさに、思わず腰を引こうとしますが、尻に回した手がグッと押さえつけて、逃れようがありません。

乱暴にやられることで、私の中のMが疼きだしました。これまでは、空想の世界だけのMの体験。しかし、空想と現実では、大違いでした。
前に回したいやらしい指が、水泳パンツの膨らみに沿って形をたどります。熱い血が騒ぎだします。自分のイチモツが、じょじょに容積とこわばりを増してくるのを感じます。

男が私の前に片膝ついて、屈みこみました。興奮で震える手が、私の下腹部をおおう小さな布切れをずりおろします。
(あ、やめて――)
恥ずかしさで一杯でした。おそらく相手の目には、頭をもたげかけた仮性包茎の、小ぢんまりとした男根が見えているのでしょう。

微かに息を感じました。先端に温もりを感じて、ハッとしました。
唇が亀頭を挟みながら、皮を押し下げます。
すっかりむきだしになった頭が、湿った温もりに包み込まれました。
男はいったん唇を戻すと、吸い込むように、ツルンと口に含みます。
(――あっ、いい!)
気持ち良さに、思わず出かかった声をぐっと押さえます。
ねっとりと舌が絡みついてきます。ついで奥まで呑み込まれていきます。
私は、一気に上昇しました。私のイチモツがグングンと力を得ます。
70歳になって、こんなに充実感を覚えたのは初めてでした。
下を見ると、男はうっとりとした表情で、私の元気印を咥えています。にわかには信じがたいことですが、夜毎、夢想していたことが現実となったのです。

雁首から窪み、尿道の膨らみへと、男の舌が執拗になぶります。こんなことは、女房にさえ、やってもらったことがありません。私はすっかり、快楽の渦に呑み込まれてしまいました。
男は舌を使いながら、一方で、蜜袋を掌に包み込み、やさしく揉みほぐします。そのあと指が、蟻の門渡りを縫って、背後の菊座まで這い進みます。
――ひっ!
秘部を触られて、思わず尻をすぼめました。
男はなおも、温もりと柔らかみを楽しむように、菊座の縁にそって、指を優しく蠢かせています。

前と後ろを同時に刺激されて、一気に高みに押し上げられました。
ものすごい快感に、体が小刻みに震えます。
(――ああ、もう、いきそう)
そのとき、私の射精のうずきを感じ取ったのか、男の口が唐突に離れます。
置き去りにされた私の男根は、唾液に濡れてピンク色に輝き、その先端に一滴の露を宿して打ち震えています。
もうすこしで思いを遂げかけた私は、顔を上気させ、息を荒げて、茫洋としていました。

男が口淫を中断したので、破裂寸前まで膨らまされた風船が、プシューと空気を抜かれた気分です。私は不完全燃焼のまま、今度は後ろ向きにされ、尻を後ろに突き出した格好をとらされます。
男がかがみ込む気配――ごつい両手が、私の脚を大きく広げ、ついで尻たぶを掴んで、グッと左右に押し開きます。
尻の狭間に、微かに男の息を感じました。
(――ああっ、見られている)
私は恥ずかしさでいっぱいでしたが、次にされたことには仰天しました。

尻の谷間に、男が顔を埋めてきたのです。舌の先が、敏感になった狭間に沿って、チロチロと進んでいきます。
ひっ!いやっ!――ああ、こんなのって――。
私は尻をうねらせ、思わず声をあげていました。
それに構わず男は、舌の先端で皺のふくらみのひとつひとつを押し広げ、チロチロとくすぐります。次いで抉るように舐め、ついには舌先を尖らせて、菊門に潜り込ませてきます。
――ひえっ!ぬあああぁ――。
あま
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