(8)

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部屋に戻ると、今度は正常位でご隠居さんと交わった。
小さな体に覆いかぶさるようにして、老人の表情をじっくりと見ながら、静かに腰をうねらせた。
うっすらと目を閉じた端正な顔――かすかに開けた口から、甘い吐息が伝播する。
――狂おしいほどの愛情が募ってくる。
最初は愛撫するように、ゆっくりとやさしく――。
じょじょに緩急をつけて抽送した。湿った音がひそやかに聞こえる。
チュブチュブ、グニューウ――チュブチュブ、ズニューウ――。
ご隠居さんが、気持ちよさそうに善がり声をあげだした。
「ああ――ああ――あああ――」
「どうだ、父さん、いいか?」
わたしは腰をうねらせながら、老人に声をかけた。
「ああ――いい――昇一。いい――」
やっと、わたしのことを、昇一と呼んでもらえた。
わたしは、部屋の片隅から視姦するようにこちらを見る、泰平さんを意識した。
見られていることが刺激になって、なお一層、昂ぶってくる。



本格的に、老人を善がらせることにした。
老人の体を横向きにして、丸められた尻の狭間に突き入れた。
根元まで挿入して、奥のほうを重点的に突き、ついで肛門のすぐ内側まで抜いて、カリの段差で入り口の裏側をじっくりと摩擦した。
グジュッ、ヌリヌリ、グニュルル――。
「ああっ!いいっ!ああーっ、ああーっ――」
ご隠居さんが尻をよじらせて、善がり声が大きくなる。
不意に、肛門括約筋を閉めたり緩めたりしだした。
思わぬ不意打ちに、危うく発射してしまうところだった。昼に一度、イッちゃんの体の中に、精液を送り込んでいたのが幸いした。さもなければ、あっけなく撃沈だ。

うかつに到達しないように気を引き締めて、別の場所を突いた。角度を変えて、斜め上に撫で上げるように――。
「ひいっ!いいぃーっ!」
よほど気持ちの良いところを突かれたのか、ご隠居さんが顎をのけ反らせて、感極まった声をあげた。
感度の良い老人の反応に、わたしはかつてないほどの力を覚えた。
極限まで張りつめた亀頭部――弓なりに反り返った根幹部――。ぐんっと隆起した男根が、滑りのいい肉筒の中を、濡れた生々しい音を立てて行き来する。

今度は腰を引いて、男根を入り口付近まで引き抜く。それを引き留めようと、肉襞が亀頭に絡みつく。そのまま引くと、括約筋が膨らんで、亀頭がスポンと抜け出た。
「ああんっ!」
ご隠居さんが喘ぎ声をあげる。
こんどは腰を送り込む。口を閉じかけた秘門に亀頭が突き当たり、そのままズブズブと呑み込まれていく。
スポン――ズズズ――スポン――ズズズ――。
入れて引き抜く行為をつづけた。どうやら老人が最も感じる性戯のようだ。
ご隠居さんは両手両足を赤ん坊のように縮めて、すすり泣いた。

快感に耐える老人の姿を見ていると、いとおしさが募った。
そろそろフィニッシュにしようと、老人をうつ伏せにし、尻を高く掲げさせた。そして背後から突き刺し、本格的に動き出した。
いきり立つ逸物が、肉襞を摩擦しながら行き来しだすと、老人が声を上げて泣き出した。
「ああん、あああ、ああん――」
最後に、老人の直腸の奥いっぱいに突き刺した。
そのとき、腸壁が収縮を繰り返すのを感じた。
わたしは奥まで突っ込んだまま、性の悦びを一気に爆発させた。

すっかり終わったあと、泰平さんがタオルと金盥の湯を使って、わたしとご隠居さんの陰部をきれいにしてくれた。
ご隠居さんは疲れを見せずに、わたしの萎えかけた逸物を口に含んだ。その顔は、いかにも幸せそうに目を閉じて、うっとりとした表情だ。
それを所在なげに見る、泰平さんのパジャマの前が膨らんでいたので、手招きして、泰平さんの逸物を口で慰めてやった。
激しい運動のあとだったので、このときほど男の道具がおいしいと感じたことはなかった。わたしは、滲み出る先走り液を、むさぼるように吸った。
その間も、わたしの股座では、ご隠居さんが顔を埋めて、おしゃぶり棒にとりついている。

しばらくして、泰平さんがわたしから離れて、ご隠居さんの尻を後ろから抱きかかえた。それから直立する逸物を、突き入れた。
ご隠居さんがわたしの逸物を咥えたまま、うれしそうにうめき声をあげた。
――おだやかな行為が、再び熱を帯びてきた。

翌朝目覚めると、ご隠居さんの姿が見当たらない。
泰平さんに聞くと、早くに帰ったと言う。
股間はすっかり軽くなっていたが、老人に対する思慕の念が強まった。東京に戻る前に、もう一度会いたかった。
「顔を合わせると別れが辛くなる、と言って帰ったんだ。だから、ご隠居さんには会わないほうがいい」
泰平さんはそう言って引き止めたが、わたしの気持ちは納まらなかった。
「ほんの一度、顔を見るだけ。会えないのなら、遠くから見るだけでもいい」

とうとう泰平さんを説得して、駅に行く途中、造り
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