その2 ノブさんの災難
ノブさんは61歳、長年勤めた家電メーカーを定年退職後、パートとして家庭用電気メーターの検針員の仕事をしています。
彼の親しみやすい風貌と人の良さから、その方面の人達に、ちょっと苛めてみたいなという気を起こさせます。
あるとき検針の仕事をしていると、玄関ドアが開いて、「お仕事ご苦労さまです。コーヒーでもどうですか」と誘われます。
70代と思われるお爺さんでした。いかにも気さくで可愛らしい風貌に、ノブさんはつい気を許して、部屋に上がりました。
世間話をしながら出されたコーヒーを飲んでいると、どういうわけかウトウトしてきて、いつしかノブさんは眠り込んでしまいます。
目を覚ましてびっくり仰天、なんとノブさんは、がんじがらめに縛られていたのです。しかもズボンを下ろされ、なにやら悪戯された形跡すらあります。
「目が覚めたかね」
うす暗闇の中、声がして、先ほどのおじいさんが現われました。この老人の正体は、なにかといけない噂が立っている玄じいさんだったのです。
玄じいさんは、縄で縛られ身悶えするノブさんの身体から、衣服を剥ぎ取っていきます。一枚、一枚、楽しみながら――。
「ほほう、あんた、いいからだをしてるねえ。肉付きがよくて肌もつやつやしている」
「やめてください!何をするんですか!」
ノブさんは必死に抗議しますが、玄じいさんは意に介さず作業を続けます。
そしてとうとう、ノブさんは素っ裸にされてしまいました。
「ほほう、素敵な体だ。それに可愛らしい口をしている」
別の声がして、いつの間にか、もうひとりの男が部屋にいました。70歳前後、恰幅の良い体つきの男でした。異常な状況にしては、場違いなほど穏やかな顔と声をしています。
じつはこの人、以前玄じいさんの毒牙にかかって、男の世界にどっぷりはまり込んだ轟先生だったのです。
先生はズボンのベルトを緩めながら、相棒の玄じいさんに言います。
「じゃあ、先に楽しませてもらうよ」
轟先生は、恐怖に震えるノブさんの上体を起こすと、ギョッとするような太いものをノブさんの口に押し付けてきます。
「ほうら、おしゃぶりしてごらん」
ノブさんは唇を固く閉ざして、必死でいやいやをします。
それに構わず、先生はドアノブのような先太りのイチモツを、ノブさんの顔中にこすりつけます。ついにはノブさんの鼻をつまみ、息苦しさに口を開けたところで、むりやり捩じ込みました。
とんでもないものを喉の奥まで突っ込まれ、ノブさんは息をするのも困難です。目から涙がボロボロ出るわ、口の端からよだれとも男の淫水とも区別のつかないおツユがあふれ落ちるわ、もう大変です。
「ほうら、舌を使っておしゃぶりしてごらん」
心地よく腰をうねらせながら、先生の声が聞こえてきます。
(そんなの無理!もうやめて!)
あんぐりと開けた口いっぱいに肉根を突っ込まれて、ノブさんは声を出すこともできず、涙ぐんだ目で男に合図を送ります。
そんなことにお構いなく、柔らかめのお仕置き棒が喉の奥に、ぐにゅぐにゅっと押し付けられます。
それだけではありません。
やっと太い捩じ込み棒から解放されたと思ったら、こんどはお尻を後ろに突き出す格好で、スツールに縛りつけられました。
「ほほう、かわいらしいお尻をしてる。菊のつぼみもきれいだ」
玄じいさんの声がして、無防備に開かれたノブさんの秘めた部分を、嫌らしい指がいじりまわします。
「ひっ!やめて――やめてください!」
ノブさんは尻をゆすり、菊門をすぼめて抗議しますが、そんなことで行為を中断する玄じいさんではありません。ますますいやらしいことをしてくるのです。
屈辱感と苦痛と――奇妙な快感に、ぼーっとなったノブさんの頭に、玄じいさんの声が聞こえてきました。
「ふむ、じゅうぶんほぐれたようじゃな。じゃあ、小父さんのお初をいただきますか」
尻の中心部に、なにか温かいものがあてがわれます。
(これはっ!)
その正体に気付いて、ノブさんは激しく騒ぎ立てました。
「やめてっ!いやっ!――あっ!いやあっ!」
もう悪夢を見ているようでした。とんでもなく太いものが、体の中心部を切り開いて、奥の方まで入り込んでくるのです。以前受けた大腸がん検査どころではありません。
グジュッ、ズブブッ、ヌプッ――。
湿った卑猥な音とともに、オトコの肉の凶器がノブさんの体内を行き来します。少し柔らかめなのが、せめてもの救いです。
でも――ああ、こんな理不尽なことがあっていいのでしょうか。本人の意思に関係なく、一方的に女にされる辱めを受けているのです。
延々とも思える苦しみがつづきました。
でも不思議なことに、苦しみの中で、ノブさんの心の中に何かが芽生えていたのです。
(あ――何か変――この気持ちって)
こうしてノブさんは、マゾのウ
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