同棲して半年が過ぎたころ、義父は私に対して、すっかり信頼を寄せるようになっていました。食も進み、乏しかった表情も、ときおり笑顔を見せるまでになってきました。
しかし、義父が明るくなるのとは対照的に、私の男色指向は抑えきれないほど、フツフツと煮えたぎっていたのです。
あらがう義父を組み敷いて、豊満な尻の狭間に、欲望に打ち震える肉杭を強引にねじ込む――そんな妄想が、たびたび浮かんできます。
食後のひととき、リビングでテレビを見ているときでした。
少し酒の入った義父は上機嫌で、私に笑いかけて言います。
「シンちゃんは、ぼくの女房みたいだな」
義父の暖かい笑顔を見ていると、私の中で何かが弾けたような気がします。
私は義父の腰に腕を回して、引き寄せながら冗談めかして言いました。
「だったら、お父さん、キスをしてもいいですか」
返事を待たずに顔を寄せ、義父の唇にそっと唇を合わせました。嫌がるかと思いましたが、義父はじっと私の唇を受けています。
柔らかい唇の感触に、ウズウズとした欲望が沸きあがります。よほど義父の寝衣を引き脱がそうかと思いましたが、そこはぐっと我慢します。
顔を離すと、義父は少し顔を赤くして、恥ずかしそうな表情をしています。その表情を見て、これから義父と新たな展開になるのではないかと予感しました。
次の進展は、風呂に入っているときでした。
いつものように義父を立たせて、陰部を洗っていると、いつになく義父の逸物が大きくなって、芯があるのです。シャワーで石鹸を洗い流したあとも、半勃起状態のままです。
「お父さん、チンポが立っていますよ」
私が声をかけると、義父は私の肩に手をついたまま、ああ、と小声で言って恥ずかしそうにしています。その初な仕草に、私はごく自然に義父の逸物を握ると、柔らかく扱いてやります。
「どうですお父さん、気持ちいいですか」
私の問いかけに義父は黙っています。私はすっかり淫らな気分になって、後先考えずに顔を寄せ、皮を剥いた亀頭部を、そっと口に含みました。
「ああっ!」
義父が声を上げ、私の両肩をギュッと掴みます。その声を気持ち良さからだと勝手に解釈して、私は舌を使ってなめらかな逸物を味わいました。
初めて義父と性的な関係をもったひとときでした。
義父が拒否的な反応をみせないのをいいことに、それ以来、折に触れ、義父とキスをしたり、義父の性器を口に含んだりするようになりました。
私にとっては大発展でしたが、反面、何となくしっくりとこないものを感じていました。
義父の様子を見ていますと、秘めた男色行為をしていると言うよりは、無邪気な親子ごっこをしているような気がします。それに、義父はいつも素直に私の行為を受け止めていますが、自分の意志は表に出しません。
性愛は、お互いの意思が働いて、初めて至高の悦びを得ることができます。私は義父も自ら求めて、ふたりが一体となって、悦び悶える姿を夢見ていました。
その準備作業として、直腸を洗浄したり、指を挿入してアナルアップの作業をしたりしてきました。義父もすっかり慣れて、気持ち良さそうな表情を浮かべるまでになっています。
それでも私は、義父を犯す、という一線を越えることができませんでした。
義父の拒絶にあったとき、強引に自分の意思を押し通す自信はありませんし、なにより、義父の信頼を失うことが怖かったのです。
義父がひとつの節目、80歳の誕生日を迎えた頃でした。私はゴルフ仲間のひとりと、より親密な関係になりつつありました。
仮にセンちゃんとします。ちゃん付けで呼んでいますが、私より7つ年上で、彼の車に便乗してゴルフ場に行くことが増えて、私たちは急接近していました。
それが義父に関わってきたのは、センちゃんと10日間の海外旅行に出かけたときでした。この旅行中に、私とセンちゃんは、初めて男同士の関係を結んだのです。それまでお互いに隠していましたが、すでにセンちゃんも男色経験者だったことが分かりました。
旅先から帰国して、空港近くに預けてあったセンちゃんの車に乗って帰る途中、女房に電話を入れました。
「父さんはどうしている?」
義父のことを訊くと、女房はこともなげに言います。
「特にどうということはないわ。毎日電話したけど、ちゃんと電話に出てくるから」
「電話に出る?おれのいない間、家に引き取るんじゃなかったのか?」
「父の方で嫌がったのよ――ひとりでも大丈夫だって。それにどっちみち、うちに引き取っても、日中は私もいないし」
「そうか――。じゃあ、先に父さんの所に寄ってみる」
「そうしてあげて。電話のたびに、お父さん、うるさかったのよ。シンちゃんはまだ戻って来ないのかって。よほど、あなたが気に入ってるのね」
女房の話を聞いた後、センちゃんの車で義父のマンションまで送ってもらいまし
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