Glen52

Glen52

レニエがいなくなって初めて、いかに彼が私の慰めになっていたかに気づいた。なめらかな肉体だけでなく、控えめで素直な性格までもが、私を癒してくれていたのだ。
夜、ひとりで寝ていると、レニエの可愛らしい肉体が、無性に恋しくなる。朝、目覚めた時、無意識にベッドの中で、レニエの姿を探していた。
空虚な毎日がつづいた。
レニエが去って三ヶ月が過ぎたころ、傷心の私は休暇を利用して、カナダへ一人旅に出かけた。飛行機と鉄道列車を乗り継いで、ナイアガラの滝を見に行こうとしたのだ。
その途中で、トロントの街に寄った。予約したホテルは街のはずれにある、小奇麗な建物だった。
ホールに入ると、受付カウンターに50歳代の男が立っていた。その男を見て、なぜか心がときめいた。背丈も横幅もある大男だが、肉付きの良い温和な顔が、私の興味を惹きつけたのだ。
グレーに近い茶色の髪、ベッコウ縁の眼鏡の奥で、小さな眼がいかにも誠実で優しそうに私を見ている。それに淡いピンク色をした艶やかな唇も、私の好色を誘う。あの可愛らしい唇で咥えてもらったら、どんなにか気持ちいいだろう――。
その時の私は、レニエがいなくなって、発情期に入った獣の気分だった。
男は支配人のグレンと名乗った。おっとりとした柔らかい物腰、穏やかな声――これも私の性感を刺激する。

チェックインが済むと、グレンは多少鼻に掛かった柔らかい声で言った。
「私に出来ることなら、なんなりとお申し付けください」
私はちょっとジョークを言ってみた。
「あなた自身のサービスも、期待できるのですか?」
「どんなサービスでしょうか?」
「たとえばベッドサービスとか」
グレンは真意を測りかねるように、私の顔を見た。私が想いを込めて微かにうなずくと、彼は舌先で艶やかな唇を湿らせ、そっとささやいた。
「ミスター、何時にお伺いすればよろしいのでしょうか?」
私は驚きの念を抱きながら、返答した。
「私のことはノボルと呼んでくれ。そうだな、今夜の10時でどうだい」
「かしこまりました」
私は念押しした。
「私はトップだが――いいんだね」
「ご随意に」
グレンは丁寧に頭を下げた。

ホテルの支配人にはタチだと言ったが、私はバスルームで直腸も洗浄した。ひょっとして、彼の性器を見たときその気になれば、ウケも試してみようと思ったからだ。
グレンはかっちり10時に来た。まだスーツを着ていたが、事前にシャワーを使ったらしく、細い髪の毛が額にへばりついていた。
私たちはソファーに並んで腰かけ、グレンの持ってきたワインを飲んだ。
グレンは控え目だが、私の質問に答えておだやかに話してくれた。
52歳、結婚歴はあるが、とうに別れて現在独身。ある年配の男性と7年間ほど付き合っていたが、半年前にその人が死んだ。セックスタイプはどちらもオーケイだが、あえて言えばボトムのほうが好き――。
話題がセックスに及びだした頃から、どちらからともなくキスをした。グレンのほうが私より大きいので、彼は私に覆いかぶさるようにして唇を合わせた。なんだか私が、女になったような気分だった。
私はグレンのキスを受けながら、彼の股間に手を伸ばして刺激してやった。指先に、柔らかいが、ボリュームたっぷりの感触が伝わってくる。
先を急がない、穏やかな前戯だった。興奮がつのってくると、ようやく服を脱ぎだした。グレンは顔の血色が良かったが、豊満な肉体もきれいなピンク色をしていた。体毛は薄かった。股間では、思わずタヌキの猥歌を思わせる大きなボールを枕に、太くて丸っこいペニスが鎮座していた。

私たちはベッドの上でシックスナインになって、お互いの性器を弄んだ。
グレンの性器は、大きな体に比例して太かった。それも頭より胴体の方が太い。大きくなってくると薄皮が剥けて、ピンク色の坊やが半分ほど頭を出す。それを指ではさんで押し下げてやると、ツルリと完全に剥ける。きれいなピンク色に輝く亀頭部は、なんとなく愛らしさを感じる。
舌を使い出すと、敏感に反応してグッと膨らんでくる。いかにも早漏らしい反応だ。そこで慎重にペニスを尺八しながら、手の平で丸っこいボールを弄んだ。タマの大きさは目を見張るほどだった。
一方、グレンは咥えるのが大好きと言うだけあって、うっとりとするほどうまかった。
やや小さめの艶やかな唇が筋張ったペニスを呑み込む様子は、サディスティックな興奮を呼び覚ます。思わずグレンの頭をつかんで、唇めがけてピストン運動をしてしまい、彼が喉を詰まらせて咳き込んだ。

しばらくして、グレンがベッドの上で四つん這いになって、巨大な尻を開いた。
素晴らしい眺めだった。圧倒的に豊満な白く輝く双丘が横にひらいて、さらけ出されたピンク色の狭間では、柔らかい窪みに皺が寄りそっている。その下には大きなボールが、熟れた白
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