Regnie
amp; Bob
その後、週に一度はレニエを抱くようになった。彼はいつも受け身の姿勢を貫いて、自分の主張はいっさいしなかった。
性交の回数が重なるにつれ、レニエの内部は私の大きさにすっかりなじんできた。それとともに、結合時の具合も、えも言われぬほど良くなってきた。
やわらかい襞が、絡みつくような、吸いつくような、感触だった。レニエの興奮度合いが高まると、直腸そのものが呼吸をしているように、きつくゆるく締めつけてくる。
ある夜、レニエの反応がいつになく極端だった。私の一突き一突きに、すすりあげるように泣き、ついには感極まって、しゃくりあげて泣きだした。その体が小刻みに震え、ついで痙攣したようにひくついた。
そのときだった――経験したこともない快感が、私の性器に押し寄せたのは。粘膜の筒が膨れ上がったペニスをギュウッと掴み、ついでウネウネと蠕動しだした。私はアッと言う間に、到達してしまった。
ウケはいいタチに出会えば、最高の名器になるという。まさにレニエは、私のために誂えたように、セックスの相性はぴったりだった。
私はニューヨーク滞在中、5人の男性と肉体関係を持ったが、レニエとの仲は一番長く続いた。
私たちは休暇を利用して、アメリカ国内を小旅行した。レンタカーを借りて、各地の名所を観光するのだ。そして、行く先々のモーテルで交わった。それも考え付く限りの、あらゆる体位を試みた。
レニエは非常に柔軟な肉体をしていたので、どんな体位にも順応した。
大自然の中で、下腹部をむき出しにして性交することもあった。いつ人に見られるかというスリルは、刺激的な興奮に満ちていた。あられもない姿態を、カメラやビデオに記録して、後でレニエと鑑賞しながら、批評を加えることもあった。
いっぽう私は、レニエと付き合いだしてからも、たまにボブと寝ていた。
しかしレニエは、身も心もすっかり私に捧げていた。私が何を言おうと、従順に従った。私は、そんな彼の気持ちを軽く見ていた。そして取り返しのつかない失敗をした。
ボブと仕事後の一杯を飲んでいる時だった。アルコールで気が緩んだ私は、レニエの具合の良さをうっかり口にしてしまった。
好色かつ好奇心旺盛なボブのことである。彼は、レニエとトリプルをやろうと言い出した。三人の交わる光景を思い描いて、すっかり興奮した私は、ボブの申し出を簡単に了解してしまった。
何も知らないレニエは、シャワーを使って体の内外を清潔にしたあと、私の部屋に来た。そこで私の横にボブがいるのを見て、とまどった表情を浮かべた。
私はボブを紹介し、レニエに伝えた。今夜はボブも仲間に入れてあげよう、と。
レニエは嫌がったが、私たちは強引に彼を寝室に連れていった。それからベッドの上に押し倒して、キスをしながら彼の全身を愛撫した。
その間、ボブはテーブルの上にビデオカメラをセットすると、レニエの靴、ズボンと順番に脱がせた。私もレニエにキスをしながら、シャツのボタンを外しだした。
レニエがハッと息をのんだ。下を見ると、ボブがレニエの可愛らしいペニスを口に含んでいる。私たちは裸になって、レニエの柔らかい肉体をもてあそんだ。
ビデオカメラの作動する中、四つん這いになって、私のペニスを口に咥えさせられたレニエの背後を、ボブが犯した。
ボブは腰をうねらせながら、しきりにレニエの具合の良さを口にした。
やがて私はレニエから離れ、二人の交合をじっくりと観察した。コンドームを装着して反り返った肉棒が、濡れた音をともなって、白い狭間を行き来する。肉棒を締めつけるアヌスが、ピンクのゴム輪のようにからみついて、卑猥な伸縮を繰り返していた。
すっかり興奮した私は、サンドイッチスタイルで、ボブの後ろに挿入した。ボブがうめき声をあげた。
私たちはリズムを整えると、ピストン運動に没頭した。そのうち、ボブがにぎやかに騒ぎだし、アヌスがきゅっと締まった。ボブは到達したようだ。
ボブに代わってレニエを前から犯した。ボブに突き慣らされた内部は、すっかり軟らかくなって、動くと蜜に突き入れたような濡れた卑猥な音がした。私は直情的にピストン運動をくりかえし、最後は甘美な一瞬を迎えた。
その夜、よほど具合が良かったのか、ボブはもう一度レニエを抱き、そして二回目の射精をした。
終わった時、ボブはすっかり満足しきった顔をしていたが、レニエのほうは興奮に頬を染めながらも、半べそをかいた表情をしていた。
私は、その夜のことをさほど気にしていなかったが、レニエの心を深く傷つけたようだ。翌週末、レニエは何も言わずに、どこかに引っ越してしまった。心当たりを調べたが、彼の行方は杳として知れなかった。
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