本戯

(先輩)

俺は体をぴっちりと密着させて、後輩の柔らかい肉体の感触を味わった。宮原の温顔は、不安と期待の交錯した複雑な表情をしている。半白の髪から、かすかに石鹸のにおいが立ちのぼった。
強引に唇を重ねた。
宮原がほんのわずか抵抗のそぶりを見せ、それから力を抜いた。熱いかたまりが下腹部に充満してくる。そそり立つ男根が、相手の柔らかい腹を圧迫する。
唇を吸いながら、柔らかい体を愛撫した。小柄な体にさざなみが走った。なめらかな肌理の細かい肌。いちだんと白さを増して染みひとつない腹が、柔らかく息づいている。尻をつかんで揉むと、顔を俺の胸に押しつけ、甘さをふくんだ喘ぎ声を洩らした。

すこし体を離して、後輩の片手をつかんだ。
その手を股間に導いた。
小さな手が、熱を帯びた男根をそっと握りしめた。その掌は温かく、そしてとろけるほど柔らかかった。
俺の興奮が、宮原にも移ったようだ。みずからの意志で手を動かしだした。脈打つ男根のうえを、小さな手が震えながら滑った。
その手のもたらす快感に、衝動的に宮原を抱きしめた。もはや体の一点でしか、楽しむ余裕はなくなっていた。俺は宮原をうながして、バスルームを出た。

ベッドの上でうつ伏せになった宮原の裸体は、ほどよく熟れた白桃を想わせた。
俺はベッドにあがりこむと、宮原の腰を抱えあげ、位置を修正した。うしろに突き出した尻のふくらみが増し、張りをもって艷やかに輝いていた。
腰のつけねからふっくらした二つの球体に分かれ始めるあたり、そこに淡い影をおとす合わせ目が、いいようもなく初心っぽく、それだけに卑猥に見えた。
そのまま太ももを開かせた。指先にたっぷりとオイルを付けて、開かれた秘めやかな谷間に塗りつけた。指先が軟らかいつぼみに触れると、宮原がひるんで腰を引いた。

俺は押し黙ったまま作業を続けた。指の腹で、ぽってりしたしわの集合体を押し開き、吸いつくようなぬめりをもつ粘膜をひろげながら、浅く内部にもぐりこませた。
宮原がすすり泣くような声を上げた。
しばらくツルリツルリと指を抽送していると、開口部がやわらかく緩んできた。それにあわせ、指を2本にした。
最前から、双丘のあわせ目に、どっぷりともぐりこむ期待にうち震える、おのが肉棒にもたっぷりとオイルを塗りつけた。

ふと宮原が俺の手元を見て、ギョッとしたように言った。
「ダメ!そんな大きなもの、とても無理です。堪忍してください」
「許さん。今夜は俺の女になれ」
俺は強引に宮原の体をねじ伏せ、ぽっちゃりした尻を開いた。オイルを塗り込められた菊の御門は、淫靡な光沢をおびている。
欲情がふつふつと煮えたぎった。
片手で腰を押さえ、あてがうと、前に突き進んだ。腰をうねらせながら、何度か突き刺したのち、ふいに先端が湿った温かいものに包まれた。
弾力に富んだ肉を、ブッツリと断ち切ったような挿入感だ。

(後輩)

「はあっ!あ、あ、あ――」
おもわず悲鳴をあげていた。先輩がいきなり押し入ってきたとき、菊門を引き裂かれるような、鋭い痛みが襲った。
とても耐えられるような苦痛ではなかった。菊門を極限まで押し開いて侵入してきたものは、年長の持ち物にしては、信じられないほど逞しかった。
「うわああっ!い、痛いっ!痛いです――抜いてください!」
私は狂ったように尻を揺すって、先輩から抜け出ようとした。
「うるさいっ!じっとしてろ!」
豹変したように、先輩が乱暴に言って、私の尻をぴしゃりと叩いた。
それから挿入行為をつづけた。
まるでメリメリッと、音を立てて拡張されていくようだった。肉の凶器が内部でなおのこと膨張し、腸壁をこすりながら奥へと入ってくる。
私はシーツを握りしめ、悲鳴を押し殺した。

こうなることは、分かっていた。
さきほど浴室で格田さんに抱きしめられたとき、いったんは、先輩にすべてを捧げようと心を決めた。しかし、押し付けられたモノを握ったとき、その禍々しく膨れ上がった凶器に、恐怖を抱いた。まるで明治の大砲だった。
あのときに断るべきだったのだ。
それでも心の片隅では、もっと滑らかなもの、もっと甘美な結合を想像していた。
いま菊門を押し広げながら入ってくるものは、太々しい力を漲らせて、それのもたらす息苦しさは耐えがたいほどだった。
私はひたいに脂汗をにじませ、必死にシーツを握りしめていた。

太い肉根が嵌っている感覚に慣れはじめた頃、格田さんが動き出した。
それは快感どころか恐ろしい痛みで、男根が突き進むたびに、あらたな苦痛が再燃した。腰をねじって逃げようとしたが、断固とした力で押さえつけられ、身動きもできない。
「く、苦しい!――もう堪忍してください」
私は訴えた。しかし格田さんは許してくれなかった。
「我慢しろ。できるだけ力を抜いて。そうすれば楽になる」
格田さんは
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