諒庵師(その二)

俺のことが好きだよと言ってくれた諒庵さん...
仏門に入ると決心した時、好きとか嫌いとか、愛してるとか...そういう人間関係の感情が嫌になっていた。
過去の思い出が頭をよぎる...
結局一度も成就しなかった俺の恋、一方的に女を好きになるだけで、上手く行ってデート1回でお終いだった。最後に振られた時、女からお付き合いできないと断られたのに、きっと俺の押しが弱いからだと勝手に思い込んでいた。それで最初(で最後)のデートの別れ際に「お願いだから俺と付き合ってくれよ」としつこく食い下がった。すると女は怒った表情で言った。

「いい加減にしてください。今日は会った時からずーっと私の体を舐め回すように見てましたよね、あなたみたいないやらしいゴリラみたいな人、全然好みじゃないの!今日だって一緒に歩くのが超恥ずかしかったんだから!これ以上付きまとったら警察呼びますよ!」
(えぇっ!警察呼ぶって...)
そう言うと女はつかつかと足早に俺から離れていった。俺は立ち止まって彼女の後姿を見送るしかなかった。(一緒に歩くのが恥ずかしい...いやらしいゴリラ...か...)その日、どうやってアパートまで帰ったのか覚えていないが、失恋の絶望に打ちひしがれ、ヤケ酒を飲んだことだけは覚えている。暫くの間、彼女が最後に言った言葉が頭に反響して忘れることができなかった。
そうして俺の心はそういう感情から逃れ、仏門に入る方向へ向かっていった...

諒庵さんはこちらに背中を向けるためにわざわざ立ち上がる。
ちょうど諒庵さんのプリケツが俺の目の前に...そして再び胡坐をかく。
諒庵さんの背中を流しながら俺は恐る恐る訊く。
「諒庵さんはさ、あの...しっ、尻を、ほ、掘られるのが...す、好きなのか?」
「そうだよ...今日はそのために来たんだし...。触ってみるか、俺の尻。ちゃんと浣腸もしてきたからな」
「えっ!?浣腸...って?」
「何にも知らないんだな、丞覚さんは。尻の穴で愛し合うんだからきれいにするのが当然だろ?」
「尻の穴...あ、愛し合うって....ぐっ、チ、チンポ入れることか?」
「当たり前じゃないか、俺たちは男同士でチンポと尻の穴で愛し合うんだよ!」
そう言って諒庵さんは再び立ち上がる。プリケツが再び俺の目の前に来る。
「さ、遠慮なく触ってくれよ」
「ええぇーっ!そ、そんな急には...」
「あーっははっ!丞覚さんはノンケだったな、まだ会ったばかりだしな、無理しなくていいよ」
諒庵さんは再び背中を向けて胡坐をかいた。
「う、うん...ごめんな...ところでノンケって?」
「ノンケっていうのは男色の趣味がないっていうことさ。でも和尚様たちとやってる修行は俺から見ると立派な男色行為だけどな」
「そ、そうかなぁ...」
「そうだよ。男が男の体触りながらチンポ扱いたり、しゃぶられたり、男同士キスもしてるんだろ?」
「で、でもそれは煩悩と向き合う、しゅ、修行で...」
「そんなの、和尚様たちの趣味を満足させてるだけだよ。自慰行為禁止っていうのもただの建前さ。本当は和尚様たちが丞覚さんのチンポを扱いたりしゃぶったりして、若い男の体液を絞り出したいからだよ」
「ん、...ぐっ.....」そこまで露骨に言われて俺は返す言葉が出なかった。
「そういう趣味の人たちなんだよ。龍覚和尚様が丞覚さんを伴僧で連れてきたのも、初めからそういうことするのが目的だったんだよ。だいたい俺の親父にしたって妻帯してセックスしたわけだろ?坊主なんてそんなもんさ」
「.....」俺は目を伏せて下を向いた。
俺も薄々は気付いていたが、やっぱりそうだったんだな。でも良いんだ、和尚様たちにはそんなことでも俺の価値を認めてもらっているんだから。一緒に歩くのが恥ずかしい、いやらしいゴリラと女から罵られ、自信を無くしていた俺、その俺の価値を少しでも認めてくださっているんだから。

「湯船に入るか?」そう言って諒庵さんは立ちひざになり湯船の方を向いて上半身を屈め、四つん這いに近い格好で湯を手で攪拌した。
「ちょっと熱いな」水を出しながら撹拌を続ける諒庵さん。
その間、俺の目の前に諒庵さんの毛深くて逞しいデカい尻が付きだされる格好になった。

俺は諒庵さんの尻をじっと見ていた。
デカい尻に太い足...毛深くさえなければ女の尻とあまり変わらない...
見ているうちになんかちょっとムラムラしてきた。
「諒庵さん...あの...尻に触ってもいいか?」
「い、いいのか...?ノンケなんだから無理し...」
諒庵さんが言い終わらないうちに俺の両手は諒庵さんの両尻を、左右の手でこねくるように撫でまわしていた。凄い逞しい大殿筋、デカい尻だった。
こういう行為を若い女にやることを中学生頃からどれだけ妄想しただろう。でも今俺が触ってい
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