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若気の至り

年を取って愚息も思うようにいかなくなると、いくつかの岐路に立たされる。
宗旨替えして、タチからウケに転向するのもひとつ。性欲の煩悩から解脱して、聖人君子の清らかな余生を送るのもひとつ。はたまた私のように、タチの本質から抜けきらずに、妄想の世界を、さ迷い歩くのもひとつ。
私はフケ専である。どういうわけか、自分がフケと呼ばれる年代になっても、フケ専である。
その私がフケを相手にタチを楽しむとなると、これはもう、妄想の世界でしかない。しかも往々にして、我が身を精力青天井の若者に置き換えて、フケを相手にヤリまくる(失礼!)妄想が多い。
若い人は、とかく血気にはやって突っ走り勝ち。で、今回は、若さに任せてフケと交流する、青年が主人公のお話である。


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