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徒然なるままに |
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歳をとるにつれアイデアも枯渇気味だが、それでも何か書きたいという意欲は、衰えていない。こんなときは兼好法師の徒然草を思い浮かべる。
つれづれなるままに、日暮らし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ こんな名文の随筆にはとうてい及びもつかないが、せめて気持ちだけは兼好法師になったつもりで、艶話でも書いてみようと思う。 兼好法師は女嫌いだったようで、徒然草の第190段に、 妻といふものこそ、男の持つまじきものなれ―― 以下、ほとんど女に対する罵詈雑言のような厳しいことを書いている。 逆に男好きのようで、徒然草54段には、 御室にいみじき稚児のありけるを、いかに誘ひ出して遊ばんと企む法師どもありて―― などと僧侶の男色模様を書いている。自らも弟子の命松丸という稚児を寵愛していたようだ。 で、私はどうかというと――私はフケ専であるから、馴染みの親父の身体をあれこれと弄り回して浮かんだアイデアや、経験豊富な爺さまたちの四方山話を聞きながら、ひねり出したストーリーを書き綴っている。 作者 ![]() |
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