うたた寝

転寝と書いて、「うたたね」と読む。
春先から夏にかけての暖かい時期は、ついうたた寝することが多くなる。
私の場合は季節を問わず、よくうたた寝をする。
これはイカン、老人性ボケの始まりかと心配していたが、何かのテレビ番組で、うたた寝について好意的に解説していた。
ここで例によって、私の独断を交えて、うたた寝について話してみよう。

まずヒトは、眠っている間に、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返す。
浅い眠りがレム睡眠、深い眠りがノンレム睡眠である。
レムとは、Rapid Eye Motionの略で、まぶたの下で目がキョロキョロ動いている状態を言う。
このレム睡眠は、体の眠りで、体の力は完全に抜けきって眠っているのに、脳が起きている状態。夢を見るのはこの睡眠のときで、つまりレム睡眠は、記憶を固定させる働きがある。だから目覚めたとき、夢を見たと認識できるのだ。
これに対してノンレム睡眠は、脳の眠りで、眠りの深さによって4段階に分けられている。このとき、体を支える筋肉は働いている。寝返りを打つのは、このためである。
このレム睡眠とノンレム睡眠の、総睡眠に対する割合は、年齢の推移と共に変化する。レム睡眠は、新生児で約50パーセントだが、その後次第に減少してきて、我々フケの中心年齢帯、70歳前後で15パーセント位になる。
年寄りの物覚えが悪いのは、このレム睡眠の少なさも一因なのだろう。

さて、睡眠の基礎が分かったところで、本題のうたた寝に移る。
昼間に眠気がくるのはどうも当たり前のようで、ヒトは1日に2回、眠気がくるサイクルがある。一般的に、深夜2時〜4時、そして昼の13時〜15時、この2回の時間帯に眠気がくる。
逆に、眠気無しで、最も集中力が高まるのは、朝から昼にかけて。従って、午前中に仕事をやるのが(ナニをやるのも)、一番効率が良いとされる。
さて、昼の眠気時間帯のうたた寝については、ある実験結果がある。
@20分ほどのうたた寝をとると、集中力をアップする効果がある。目覚めもすっきり。(ノンレム睡眠初期)
A45分〜80分くらいで起きると、体がだるい。深い眠りに入っているときだからである。(ノンレム睡眠真っ最中)
B90分前後のうたた寝は、寝不足解消、寝起きもスッキリしている。(この頃レム睡眠に移行しているため)

以上を踏まえれば、健全な男色生活を送るための行動パターンが見えてくる。
まず、相方と色々やるのは、午前中が最適。
そして昼飯後のうたた寝は、10分〜20分くらいの睡眠を取る。
(※90分前後のうたた寝も良いが、夜眠れなくなることもあるので注意)
晩飯後から就寝前のひとときは、『爺々悠々』の投稿小説を読みながら、股間に手を伸ばして我がムスコを慰め、人生至福のひとときを過ごす。(注:明日のため、決して最後までイカないこと)

さて、転寝と書くとおり、床にゴロンと寝そべるのがうたた寝の基本である。
でも、暑い時期は素っ裸で寝たくなるものだが、お腹を冷やさないように要注意である。それに裸の無防備な寝姿を見たら、つい、いたずら心が湧いてくる。
夏の開放的なこの時期、けしからぬ輩が忍び込んで、けしからぬ行為に及ぶかも知れない。

フム、この体位だと尻が閉じているので、ソウニュウがむつかしい。片脚をすくい挙げて、背後から横向きに添い寝してソウニュウする。そう、48手で言えば『鴨の入首』が、最適な体位であろう。
ただし、この体位だと、ウケを善がらす『のぬふ』の尻の動きは無理なので、せめて『九浅一深』で腰の動きに強弱をつけること。
ついでに、カリ首の発達した人は、傘を開いた形状を活かして、『弱入強出』つまり、入れるときより引くときに威力を発揮するよう、ピストンすること。
――ハッ!朝っぱらから、何を言っているのだろう!



/ 感想

top

まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35b