艶々小噺

年の瀬も押し迫ってきました。この一年間どうでしたか?なんて固いこと言わずに、最後は明るく笑って締めくくりましょう。



(高齢者)
昼下がりの銭湯。この時間帯はいいねえ。金はないけど暇だけはたっぷりと持て余している爺さま達が、股座をブラブラさせながら風呂場でくつろいでいる。
息子に内科医を継いだ老先生と八ちゃんも、湯に浸かってのんびりと世間話。
老先生 「この前の発表によると、65歳以上の高齢者は総人口の27%だって。つまり4人に1人以上が高齢者の勘定になる」
八ちゃん「ふーん、しかしなんだね、こう年寄りばっかり増えてくると、目移りして仕方がない。相方選びに苦労するわ」
老先生、浴場を見渡して「なあに、みんな小振りなモノばっかりだ。全部、試食してみればいいんだよ」

(使用前、使用後)
次の日も八ちゃんと老先生、銭湯でのんびりと会話をしている。
八ちゃん「あの爺さん、可愛らしい尻をしてる。まだ処女だな」
老先生 「いや、処女じゃないな。あの尻の開き具合からみると、すでに男をくわえ込んでるよ」
八ちゃん「だったら賭けをしようぜ。負けたほうが酒を奢るんだ。俺は処女の方に賭ける」
――それから1週間後。
八ちゃん「今夜の酒代は俺が出すよ。先生の言った通り、あの爺さん、すでに経験済みだった」
老先生 「いや、私の負けだ。爺さん、処女だったよ」

(暇なサラリーマン二人の会話)
「男の体の真ん中で、ブラブラとぶら下がってるモノ、な〜んだ?」
「バカ、真っ昼間から、嫌らしいこと言ってんじゃないよ」
「ネクタイのどこが嫌らしいんだよ」

(ある40歳独身男の独り言)
古希になろうとする親父とお袋が、炬燵でのんびりとテレビドラマを見ていた。精力絶倫男を演じる渋い二枚目の俳優を見て、親父がつぶやいた。
「あんな男が、うちの婿に来てくれるといいな」
うちの家族で、女は65歳のお袋しかいない。いったい親父は、誰の婿が欲しいのだろうか?

(早い!?)
若専ウケの爺さまが、ピチピチと活きの良い魚屋の兄ちゃんを垂らし込んだ。
それを知ったお仲間の寅さん「で、どうだった?」
爺さま「うん、まあ見かけは立派やったが、あいにくあの兄ちゃん、1月生まれやった」
寅さん「1月生まれが悪いのかい?」
爺さま「ああ、たった1月(ひと突き)で、いっちまいやがったんだ」

(猫かぶり)
遊び慣れた男が、フケ専バーで初心な爺さまを引っ掛けた。
爺さまをホテルに連れ込んで、男色道レッスン・ワンのつもりで、あんなことやったり、こんなことやったり――。
ところがこの爺さま、尺八はうまいわ、アソコはすっかり緩んでいるわ、大年増もいいとこ。
「爺っちゃん、初めてだ、恐い、とか言ってた割には、とんでもない淫乱ジジイじゃないか。猫かぶってたんだな」
「何言ってるんだい、お前さんだって、皮かぶってるじゃないか」

(どういう意味?)
謹厳実直で知られた恩師が、死の床についていた。母子家庭で育った50歳の教え子が、師の病室を訪れた。
長年、密かに抱き続けてきた、恩師に対する恋情――。男は自分の気持ちを押さえきれなくなった。
母親ぐるみでお付き合いしてきた恩師にむけて、男は自分の心情を涙ながらに告白した。そして最後に懇願した。
「先生、お願いです。天国に行かれる前に、一度でいいから、先生のお尻を貸してください」
ベッドに横たわり静かに聞いていた恩師は、目を開けると、あっさり言った。
「きみ、それは無理だ。私は、近親相姦だけはやりたくない」

―――お後がよろしいようで。


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