目 次
男の隠れ家 - (2)
(2)

老運転手の裸体はでっぷりと太っていたが、シミのないきれいな肌をしていた。しかも歳の割にゆるんだところはなく、艶やかな張りがあった。
俊郎は背後から、老人の身体を洗ってやった。太い首筋から丸っこい肩へ、背中から脇の下へ、手のひらで直に液体石鹸を擦りつけた。
その間、椙田はかしこまって、太った体を窮屈そうに丸めている。
肉のたっぷりとついた、見事としか言いようのない豊満な尻が、プラスチックの腰掛けから、大きくはみ出ている。石鹸の微細な泡が、背中のくぼみ伝いに流れ落ち、大きく横に張った双丘の淡いくぼみに溜まっていく。
老人の柔らかい肌に手を滑らせながら、俊郎はすっかり興奮していた。彼の仄暗い股間では、肉厚の男根が隆々と力を漲らせている。
俊郎が立ち上がって、老人の体から石鹸を湯で洗い流しているとき、かすかに息を飲む気配を感じた。
どうやら椙田が、俊郎の股間の状態に気づいたようだ。

俊郎は開き直った。――どうせ気づかれたのなら、たっぷりと見せつけてやる。彼は腰の位置をずらして、老人の顔の前に捧げ銃した。
椙田は魅入られたように勃起した性器を見つめた。ついで、予想外の行動をとった。老人は両手をあげると、ごく自然に俊郎の腰に添え、顔を近づけた。
湿った温もりが先端を包んだ。ついで、器用な舌先がカリの円周をじんわりと舐める。
ヌプッ、チュブブ、ズルルル――。
(うっ――いい――)
老人の思いがけない行為に、俊郎は驚くより先に、思わず声の出る快感を覚えた。
柔らかい唇が亀頭部をくわえ、温かい舌がまったりと絡みつく。
ついでじんわりと、奥まで呑み込まれていった。
老人が尺八をするのは初めてでないことは、明らかだった。
亀頭部が喉の粘膜に突き当たり、椙田は思わず、グフッと咳き込む。それでも我慢して、なおも呑み込んでいく。先端がなめらかな喉粘膜を押し広げる。
(ううっふっ――いいぃ――)
俊郎は快感にのけぞった。

とうとう根元まで呑み込まれた。
俊郎の興奮度は一気にアップした。思わず老人の頭を両手で押さえ、ゆるやかに腰をうねらせた。張り詰めた陰茎が、丸くすぼめられた柔らかい唇を押し広げながら、喉の奥に向かって行き来する。
椙田は息苦しさに耐え、肉太い男根を受け入れ続けている。口の端から、唾液と先走り液が混ざり合って、あごのほうへと流れ落ちる。
しばらく柔らかい口腔を味わったあと、老人を解放した。その顔はピンク色に染まり、苦しかったのか、うっすらと涙を滲ませている。
妊婦のように膨らんだ腹、贅肉のたっぷりとついたわき腹。股間にぶら下がるペニスは、ボリュームたっぷりだが、先端まですっぽりと薄皮をかぶっていかにも柔らかそうだ。
俊郎は肛門性交の愛好者だが、気に入った相手でないとそこまではやらない。そして今、目の前にいる運転手は、まさに――その気にさせる相手――だった。
「スギさん、お尻に入れられたことあるの?」
俊郎は単刀直入に聞いた。少し逡巡して、椙田が小さくうなずいた。
「じゃあ、私の相手をしてくれますか?」
老人は迷っている様子だった。
「しばらく使っていないので――それに、重役のお道具は大きすぎて――うまく受けられるかどうか――」
「大丈夫。無理に入れようとはしない。優しくやってあげる」
俊郎は安心させるように微笑んで、床の隅に置いていたシリンジを取り上げた。
「その前に、きれいにしておこうね」

ベッドの上で老運転手は、俊郎に言われるまま、従順にひざまずいて尻を掲げた。
淡い照明のなかで、白い豊満な双丘や、その狭間にやわらかく息づく菊の門がさらけ出された。太ももの間には淡紅色の袋、その先にはボリュームたっぷりの男根が、グンニャリと伸びきってぶら下がっている。
俊郎は老人の背後にうずくまると、太ももの内側に手を沿え、足を大きく開かせた。
薄紅色の谷間が広がり、ヌメッとした皺の集合体が左右に引っ張られて、秘門が誘うように開きかけている。
顔を近づけると、息を感じたのか、ピンク色の蕾がヒクンと動く。
「ほほう、きれいな菊の蕾だ」
俊郎の好色が騒ぎだした。
指の腹にオイルをつけて、皺の集合体をやさしく押し揉むように撫でる。
「ひっ!」
椙田が息をつめ、菊紋がキュンとすぼまった。その様子が、ますます好色を増幅する。
指の腹全体でマッサージするように、柔らかい谷間に沿って滑らせた。ついで中指の先を秘門に潜り込ませた。
「ああっ!」
椙田が背中を反らせた。入口部分はとろけるように軟らかく、少し進めると、肛門括約筋の締めつけに出あった。
最初のうちは奥まで入れず、入り口部分で戯れた。
指の動きにつれて、薄紅色の粘膜が様々な表情を見せる。膨らんだり窪んだり――ゆっくりと引き抜くと、指にまとわりつく肉襞が離れて、ヌプッと可愛らしい吐息をもらす。
老人の緊張が緩んだのを見計らって、中指を奥のほうに進ませる。侵入物を拒むように肛門括約筋が締め付けてきたが、かまわず奥までズニュウと入れた。
「ひっ!はああ――」
椙田が思わず声をあげて、顎をのけぞらせる。

じょじょに指の探訪領域を広げていった。中指に人差し指を添えて、括約筋をヌンメリと拡張する。そのまま深く侵入して、指の腹で前立腺をやさしく刺激する。ヌリッと押してヌルルと引く――。
「どう?ここ気持ち良いんだよね」
「ふあっ!ひいいい――」
太った体がビクンと揺れた。肛門括約筋がグウッと下がって、ふたたび体がビクンと動く。
老人の反応は、肛門性交にかなり慣れている証拠だ。
(さあてと)――俊郎は怒張した己が男根にオイルをたっぷりと塗りつけると、老人の体に覆い被さった。
そのまま両手を老人の体に回して、手の平で緩やかに息づく肉体を愛撫した。指の先が埋もれこむような柔らかさだ。
俊郎は、老人の肉体を愛撫しながら、痛いほど勃起した男根を、臀部の柔らかい狭間に押し付けた。
息詰まる興奮が押し寄せてくる。
ゆるやかに腰をうねらせると、禍々しく張り詰めた亀頭が、双丘のやわらかい狭間をえぐるように滑った。
鈴口から愛液が滲み出て、深い谷間をしとどに濡らす。
俊郎は老人の体に背後からしがみついたまま、ゆったりと腰を前後にうねらせた。硬直した肉棒はますます力を得て、肉の谷間をえぐるように滑り、前に潜む老人のグンニャリとした蜜袋をつついた。
欲情が熱い鉛のように下腹部に降りてきて、凝集した。

いよいよお宮参りのときだ。
窪みにあてがい、ゆっくりと埋めていく。軟らかい皮膚が内側に押し込まれ、引き伸ばされた限界点で、ふいにカリの端が呑み込まれた。
「はあっ!あああーっ――」
椙田が苦しそうに背中を反らせた。
亀頭が入ると、あとはじんわりと奥まで突き入れていく。至高の瞬間だった。内部は温かく、無数の軟らかい襞がまとわりついてくる。
根元まで埋めこんだとき、圧倒的な柔らか味が全長をおし包んだ。そのまま動かずに、内部の刺激を味わった。
「全部入ったよ。スギさん、すごくいいよ」
俊郎はささやきかけた。
それに答える余裕もなく、椙田はシーツにしがみついて、じっと耐えている。

しばらくして、老人のわき腹を掴み、ゆっくりと抜き刺しした。内部はとろけるように軟らかく、硬直した肉棒に絡みつき、吸いつき、締めつけた。
ズブブ――グチュ――ヌブブブ――。
老運転手はあごをのけぞらせて、苦しそうに喘いでいるが、かまわず、大きく全長を使ってピストン運動をつづけた。
俊郎は抽送運動をするとき、独特の呼吸法を編み出していた。息を吐きながらググウと入れ、今度は息を吸いながらズニュウと抜く――。
呼吸に合わせた絶妙の腰使いで、相手をめくるめく官能の世界に追いやっていく。
俊郎の体の下で、老人のあわれっぽいうめき声が、甘い調子に変わってきた。福々しい横顔に、汗がにじみ出ている。
老人の括約筋は、俊郎がこれまで経験した他の男たちより弛みぎみで、きつく締め付ける刺激はなかったが、まったりと包み込む穏やかな快感があった。

いったん引き抜くと、老人を仰向けにして、両足を引き上げた。そのまま男根をあてがい、前から挿入した。
老運転手は目を閉じ、丸っこいあごを反らせて、かすかに口を開けていた。広い額一面に汗がにじんでいる。
俊郎が抽送運動を始めると、椙田の口から喘ぎ声が漏れだした。肉づきのよい穏やかな顔が、きれいなピンク色に染まって、目をしっかりと閉じている。
俊郎はその表情を眺めながら、腰を使ってねちっこく抜き差しした。
息を吐いて、ヌッ、グニュウ――息を吸いながら、ズズ――ズポンッ!
性行為は延々と続いた。
「はあ――いい――あっ!いいい――」
艶やかな唇から、可愛らしい善がり声が洩れだした。
老人はあくまで柔らかく、そして豊満だった。
俊郎は無毛のぽってりした脚を抱え込み、なめらかな滑脱感を楽しみながら、じょじょに動きを速めていった。
もはや老人にたいする遠慮が消えうせ、代わって、サディスティックな欲望が増大した。
激情にかられて、深く、激しく突き入れた。
ズブブッ、ヌチャ、ニチャ、グニュ――。
「ああっ!ひっ、ひいいーっ――」
濡れた卑猥な音に、老人の哀れっぽい喘ぎ声が絡まった。
[18/05/25 08:57 神亀]
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