目 次
男の隠れ家
家族が生活するマイホームとは別に、自分だけのセカンドハウスを持つことが夢だった。
仕事に疲れた時、ひとりきりになってフッとひと息つける場所。
飲み会で遅くなった時、遠い自宅まで帰らなくてすむ宿所。
ひとり静かに小説や絵に取り組めるアトリエ。
そしてなによりも、好き合った相方を連れ込める休憩所。誰にも干渉されず、あんなことやったり、こんなことやったり――。
――そんな隠れ家が欲しかった。