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異国の地にて - Bob58
Bob58

翌週、仕事が終ったあと、営業部門担当のボブから、一杯飲まないかと誘いがあった。例のサウナを紹介してくれた男だ。50代後半、頭髪の薄い、人好きのする顔をしている。陽気でおしゃべり好きの典型的なアメリカ人だが、父親はユダヤ系移民だと言う。
私たちは、ボブ行きつけのカウンターバーに行った。品の良い内装の店だった。それに、ボブが紹介したサウナと同じように、客も従業員も男性しかいなかった。
ボブは席に着く早々、「ロバートと楽しいひとときを過ごしたそうですね」と言った。
あのサウナを知ってるからには、ボブもゲイだろうと予想していたが、まさかロバートの名前が出るとは想定外だった。思わぬ不意打ちに、私はすぐには声がでなかった。
私の返事を待たずに、ボブはにっこりとほほ笑んだ。
「日曜日に、あるパーティーでロバートに会いました。そのとき彼が、クラブで素敵な日本人と出会ったことを話してくれました」
そこまで言って、ボブは意味ありげにウインクした。「その日本人があなただと、すぐにわかりましたよ」
私は、何と反応していいか分からなかった。ただ、「まさかあなたとロバートが知り合いだったとは――」と言っただけだった。
「ええ、私とロバートはゲイ仲間で、ときどきファックもしていますよ」
アメリカ人はストレートに物を言う傾向にあるが、それにしても普通は隠すようなこともこれほどあっけらかんと話すとは――。
ボブはもう一度ウインクすると、私を口説きだした。初対面のときから私に魅かれていたこと、彼自身はあちら言葉でヴァーサタイル、つまりタチ、ウケ、どちらでもオーケイであること――。

それから30分後、ボブは私の部屋にいた。妻帯者のボブは、彼の自宅はまずいということだった。私たちは素っ裸になって、ベッドの上でシックスナインを楽しんだ。
ボブは私より小柄で、全身薄い体毛で覆われていた。唯一、丸っこくて形の良い尻は、体毛がなく滑らかな肌をしていた。
私はこのとき初めて、割礼を受けた性器を目にした。勃起したペニスは、私のものとほぼ同程度の大きさだったが、形状はまったく異なった。
私のモノはカリ首が一番太く、そこからぐっとくびれて中太りの胴体につながる。
ところがボブのモノは、皮のない亀頭部から胴体に向かって太さを増す砲弾型をして、くびれはほとんど目立たない。しかも年齢のわりに、元気よく反り返っている。
それに、ボールはさほど大きくないのに、先走り液が豊富だった。彼の性器を咥えながら、口の中に溜まった体液を、ときどきティッシュに吐き出すほどだ。
ボブはおいしそうに私のペニスをしゃぶりながら、しきりに感想を言った。
「こんなにビッグなヘッドは初めて見た。まるで子牛の心臓のようだ――」

いよいよ合体することにした。事前に私はトップだと言っていたので、ボブはうつ伏せになって素直に受け入れる態勢を取った。
ボブのアヌスもピンク色をしてきれいだった。そしてロバートよりも締まりがよかった。少し苦労したが、いったん亀頭部が入ると、あとは滑らかに挿入できた。日本で付き合っていた相手は、初めて挿入する時にすごく痛がったが、白人のほうがアヌスの包容力があるのだろうか。
ボブの体に覆いかぶさって、ゆっくりと腰をうねらせながら、気持ち良いセックスを楽しんだ。入り口は適度に締まって、内部は滑らかで、柔らかく包み込んでくれる。
途中でボブが横向きになって、片脚を抱え込み、私は背後から挿入した。この体位のほうがより深く結合できた。
「オー、スイート。アウッ!ファック」
抽送運動を始めると、ボブが声をあげて善がりだした。ふと前を見ると、姿見鏡に写った二人の姿が目に入った。脚を開いたボブの股間で、アヌスに食い込んだペニスがはっきりと見える。
ボブは眉をひそめ口をわずかに開けて、いかにも感に堪え切れぬ表情をしている。そのうちボブは、空いた手で自分の性器をつかみ、私のピストン運動に合わせてしごきだした。
最後は、両足を抱え込んだボブを前から犯しながら、彼の性器をしごいてやった。
さほど時間を置かず、ボブが賑やかに声をあげて、その体がビクンと痙攣した。とたん、白濁した液体がビュッと飛び出した。すごい噴出力だった。先端はボブの顎のところまで飛んだ。しかも5、6回も断続的に吐き出したのだ。

その後も時々、ロバートやボブとセックスした。3人でプレイすることもあった。これはすごく刺激的だった。第三者の目で結合部の様子などを観察できるからだ。
私とボブは、ロバートの後ろを交互に犯すか、ロバートの口とアヌスを同時に犯した。
時には、ボブがロバートを犯しているとき、私もボブの背後に挿入して、サンドイッチスタイルでリズムを合わせた。
ウケ一筋のロバートは、アヌスに挿入したりサックさせたりしておけば、それで満足したが、発展家のボブは絶えず変化を求めた。
ボブはパソコンを持ってきて、行為の様子をビデオに撮りだした。レンズのコードを伸ばして、結合部のクローズアップまで撮った。小休止したとき、記録した映像を見て、ふたたび興奮して行為を再開するのだ。
それだけでは無かった。タチもオーケイのボブは、私の後ろを求めだした。なにしろ彼は、家で女房の相手をし、そのうえ私たちともセックスをする、すごい絶倫家なのだ。
最初は拒んでいた私も、とうとう根負けして、半分くらいなら受け入れてもいいと言ってしまった。
男を受け入れる初体験は、異質の思いが交錯した。好奇心と、現実に受け入れたときの感覚――苦痛とともに奇妙な快感もあった。ボブは決して無理をせず、私を気遣いながら優しくやってくれた。それに約束通り、先っぽから半分ほどしか嵌めなかったので、ひどい苦痛は受けずに済んだ。

私がボブを相手にウケを覚えた頃、ロバートに愛人ができた。年の頃40代の黒人男性だった。サウナで愛人を連れたロバートに会った時、その黒人はまさに馬並みのペニスを持っていた。
一度、面白半分に、ロバートが黒人のモノを勃起させて、私に握らせたことがあったが、とても片手では握りきれず、長さも優に20センチ以上あった。こんなモノを突っ込まれているのなら、もはやロバートの後ろは楽しめないな、と心底思った。
ロバートが抜けて、必然的に、ボブとふたりきりのセックスとなった。私がウケをやる頻度も増えた。そのうち入れられる快感も覚えて、アヌスも性感帯だということを実感した。そして慣れとは恐ろしいもので、いつしかボブの性器を根元まで受け入れていた。
私はアヌスが弛むのを恐れたが、それとは裏腹に、奥まで挿入されたときの快感も、病みつきになるほど気持ち良くなっていた。
ボブは精力が強いので、ウケをやると言っても、やはりタチが主力だった。私もまだまだ性欲旺盛で、タチのほうがずっと良い。そういうわけで、回数を重ねるごとに、タチの自己主張がぶつかって、しっくりいかなくなった。
もちろん彼の茶目っ気のある明るい性格は、付き合って楽しかった。しかしことセックスに限っては、もっとしっくりとくるパートナーはいないか、と心の片隅で求めていた。
そんな時だった、レニエと出会ったのは。
[18/02/11 06:23 神亀]
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