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血の絆V(エピローグ)
久しぶりに東灘区界隈を訪れると、その変貌ぶりに驚かされる。
私が住んでいた頃は、住吉川の護岸工事に伴い、川底の両サイドに六甲山系の砕石を海まで運んで往復するダンプカーが走っていたが、今や落ち着いた親水公園に変わっている。当時運ばれていた砕石は海に埋め立てられて六甲アイランドとなり、立体化された住吉駅から六甲ライナーとして、新交通が島に接続されている。
また、風情のあった大きな屋敷の数々も、平成7年に発生した阪神・淡路大震災の影響でかなりの数の建造物が取り壊されて、再開発が行われている。
古き良き時代の名残が無くなるのは一抹の寂しさを覚えるが、一方で、明るくてお洒落な神戸の再生能力に感心させられる。 神亀